結論|「下落は避けられない」が、工夫次第で“市場価格の8割”までは回復可能
事故物件は、一般的な住宅に比べて10〜50%程度の価格下落が見込まれます。
ただし、リフォーム・証明書類の整備・正確な告知を行うことで、
心理的抵抗を最小限に抑え、市場価格の7〜8割での売却も十分可能です。
価格を戻すためのポイントは、
「事故を隠さないこと」「“安全・清潔・再生済み”を証明すること」。
誠実さと安心感が、何よりの“価値回復策”になります。
はじめに
「事故物件は半値になる」と思い込んでいませんか?
実際は、事故の種類や時期、立地、対応内容によって価格への影響は大きく異なります。
たとえば──
- 室内での自然死 → 影響ほぼなし
- 孤独死(清掃済) → 10〜15%減
- 自殺・他殺 → 20〜40%減
- 放火・殺人など事件性が強い場合 → 最大50%減
本記事では、事故物件の相場下落率の実態と、
価格を回復させるための具体的な方法をわかりやすく解説します。
事故物件の相場下落率の目安
| 事故内容 | 想定下落率 | コメント |
|---|---|---|
| 自然死(老衰・病死) | 0〜3% | 清掃不要ならほぼ影響なし |
| 孤独死(発見遅れなし) | 5〜10% | 特殊清掃済みなら軽度 |
| 孤独死(腐敗・異臭あり) | 10〜20% | 清掃・除菌・修繕で改善可 |
| 自殺(室内) | 20〜35% | 対応状況次第で差が出る |
| 他殺・事件死 | 30〜50% | 社会的影響が大きく価格に反映 |
| 放火・事故死 | 30〜50% | 建物再建が必要な場合もあり |
| 共用部での死亡(マンションなど) | 5〜10% | 管理組合の対応が重要 |
👉 一般的に、“事故の深刻度”と“社会的認知度”が下落幅を決める要因です。
価格が下がる理由
① 心理的抵抗
買主が「気味が悪い」「怖い」と感じることで、需要が低下します。
② 買い手層の減少
居住目的の購入希望者が減り、主に投資家層が対象になります。
③ 融資ハードルの上昇
銀行によっては「事故物件扱い」の評価を下げ、融資額が下がるケースも。
④ 情報公開義務による価格調整
告知義務を果たす際に「心理的瑕疵あり」と記載するため、
市場での印象が下がりやすくなります。
下落を最小限に抑える3つの基本方針
① 情報を“正直に、淡々と”伝える
「隠す=不信感」につながります。
事故内容を事実ベースで伝えることで、安心感を与えられます。
② 現状を“安心できる形”に整える
- 特殊清掃の実施
- 臭気・汚染の除去
- リフォーム・補修
- 原状回復証明書の発行
👉 こうした“安心材料”を用意するだけで、価格の印象が大きく変わります。
③ 対応履歴を“見える化”する
「清掃・修繕済み」「再販業者による検査済み」などの
**客観的なエビデンス(証拠書類)**が信頼を生みます。
価格を戻すための5つの工夫
① リフォーム・リノベーションで印象を刷新
壁紙・床材・照明を変更し、内装全体をリセット。
リフォーム費用50〜100万円で、下落率を約10%改善できる場合もあります。
② 「再生物件」としてブランディング
「心理的瑕疵あり」ではなく、
“再生済・安心保証付き住宅”
として販売することで、ポジティブな印象を与えられます。
③ 証明書類で「安全」を裏付け
- 特殊清掃報告書
- 臭気測定結果
- 施工保証書
- 行政または警察対応済証明
これらをセットで提示すれば、**“リスクのない事故物件”**として見てもらえます。
④ 売却ターゲットを変える
- 実需層(住む人)ではなく、投資家層・再販業者を対象にする。
- 貸し出し用・収益物件として提案する。
投資家層は心理的抵抗が少なく、価格より利回りを重視するため、
成約スピードが上がります。
⑤ 不動産会社を“心理的瑕疵対応のプロ”に依頼
一般的な不動産会社ではなく、
事故物件・再生販売の実績がある業者に任せることで、
販売戦略・説明方法・買主選定まで最適化できます。
リフォームによる回復効果の実例
| リフォーム内容 | 費用目安 | 価格回復効果 |
|---|---|---|
| 内装一新(壁・床・照明) | 約50万円 | 下落率−5〜10%改善 |
| 設備更新(キッチン・浴室など) | 約100万円 | 下落率−10〜15%改善 |
| 特殊清掃+消臭+オゾン除菌 | 約20〜30万円 | 買主の心理的安心度UP |
| 外壁・玄関まわりの刷新 | 約40万円 | 印象改善・成約率UP |
👉 「事故があった部屋」を感じさせない環境づくりが価格回復の鍵です。

専門家コメント
「事故物件の価格は、“マイナスからゼロへ戻す”発想が重要です。
事故を消すことはできませんが、“再生”を証明することで信頼は取り戻せます。
清掃・書類・リフォームの3点セットがあれば、
相場の8割前後まで回復できるケースも多いです。」
― 株式会社みのパラ 代表取締役 田中 聡
よくある質問(FAQ)
Q1. 事故物件の価格はどのくらい下がりますか?
→ 内容によりますが、平均で20〜40%程度の下落です。
Q2. リフォームすれば相場に戻りますか?
→ 完全には難しいですが、8割前後まで回復可能です。
Q3. 特殊清掃をしても言わないでいい?
→ 清掃の有無にかかわらず、事故の事実は説明が必要です。
Q4. 証明書はどこで発行してもらえますか?
→ 特殊清掃会社・リフォーム業者・行政機関などで発行可能です。
Q5. 匂いや汚れが残っていなければ告知不要?
→ いいえ。心理的瑕疵に該当するため説明が求められます。
Q6. 再販業者に売ると価格はどうなりますか?
→ 一般市場の7〜8割が目安。再販売時に利益を上乗せされます。
Q7. 投資家向け販売はどのように進めますか?
→ 利回り重視で提案し、賃貸需要を見せると有利です。
Q8. 保証書を付けると印象は変わりますか?
→ はい。「安心できる物件」として印象が改善します。
Q9. 売却時に事故内容を強調しない方法は?
→ 「再生済」「清掃・補修完了」などの表現に変えるのが効果的です。
Q10. 買主が事故を知っている場合も説明が必要?
→ はい。書面で正式に明示することが義務です。
まとめ|事故物件でも“再生”で価値は戻せる
- 下落率は10〜50%だが、工夫次第で8割まで回復可能
- 「清掃+リフォーム+証明書」で安心感を演出
- 投資家・再販業者の活用で早期成約を狙える
- 隠すより“再生を伝える”ことが信頼を生む
- 売主が誠実に対応するほど、価格も信頼も戻る
👉 事故物件は“売れない”ではなく、“整えれば売れる”時代です。
🏠 事故物件の再生・売却相談は株式会社みのパラへ
心理的瑕疵物件の再生・再販に強いプロが、
清掃・リフォーム・価格戦略・告知文書作成までフルサポート。
「どこまで下がる?」「どこまで戻せる?」というご相談も歓迎です。
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資本金:1000万円
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