古家を売るときの相場と査定アップのポイント

結論|古家の価格は「建物」ではなく「条件」で決まる

古家を売る際、多くの方が「建物が古いから安い」と思い込んでいます。
しかし実際の査定では、価格を決めているのは建物ではなく、立地・土地条件・出し方です。
古家は“マイナス資産”ではなく、条件次第で十分に評価される売却対象になります。
相場の仕組みを理解し、査定アップにつながるポイントを押さえることが重要です。


目次

はじめに|古家は本当に安くしか売れないのか

「築年数が古い家は二束三文」
そんなイメージを持っている方は少なくありません。
ですが、実際の売却現場では、
・相場価格で売れる古家
・想定より高く評価される古家
・なかなか売れない古家
にはっきり分かれます。
この差を生むのが、相場の考え方と査定の見せ方です。


古家の相場はどう決まるのか

建物価格はほぼゼロ評価が前提

一般的に、
・木造戸建ては築20~25年
・軽量鉄骨でも築30年前後
で、建物価値はほぼゼロと見なされます。
古家の相場は、
土地価格 − マイナス要因
で決まるケースがほとんどです。

「古家付き土地」として評価される

築年数が古い家は、
「住む家」ではなく
「建て替え・再利用前提の土地」
として見られます。
そのため、相場の軸は土地価格になります。


古家の相場を左右する主な要素

① 立地条件

・駅距離
・生活利便性
・エリア需要
これらは、建物の古さよりも強く価格に影響します。
立地が良ければ、古家でも相場が下がりにくいのが特徴です。

② 土地の条件

・接道状況
・再建築可否
・土地形状
特に再建築不可かどうかは、相場に大きく影響します。
再建築可能であれば、古家でも評価は安定します。

③ 管理状態

古家であっても、
・倒壊リスクがない
・雨漏りが放置されていない
・敷地が荒れていない
といった最低限の管理がされていれば、マイナス査定を防げます。


査定が下がりやすい古家の特徴

放置状態が長い

・雑草が伸び放題
・ゴミが残っている
・通風されていない
こうした状態は、「管理されていない物件」と判断され、
相場より低い査定になりやすくなります。

情報が不透明

・修繕履歴が分からない
・境界が不明確
・権利関係が整理されていない
情報不足は、価格交渉の材料に使われやすくなります。


古家の査定アップにつながる5つのポイント

① 古家付きのまま売り出す

「古いから解体したほうがいい」と思われがちですが、
解体費用は売主負担になりやすく、相場に反映されにくいのが実情です。
まずは古家付きで売り出すのが基本戦略です。

② 最低限の清掃と管理を行う

高額リフォームは不要ですが、
・不要物の撤去
・簡易清掃
・敷地の除草
これだけで、査定時・内見時の印象は大きく改善します。

③ マイナス情報を先に開示する

古家の場合、
・修繕が必要な箇所
・過去の不具合
・現状での注意点
を隠さず伝えることで、
「誠実な売主」として評価され、価格交渉を抑えやすくなります。

④ 土地としての使い道を明確にする

・建て替え用地
・リノベーション素材
・投資用
など、買主が想像しやすい使い道を提示することで、査定評価が安定します。

⑤ 相場を理解した価格設定をする

高すぎる価格設定は、
「売れ残り → 値下げ」
という悪循環を生みます。
最初から相場に沿った価格を設定することが、結果的な査定アップにつながります。


専門家コメント

「古家の査定は、建物の古さよりも“条件整理”で差がつきます。
解体やリフォームをする前に、現状でどう評価されるかを知ることが最優先です。
正しい相場理解が、最も安全な売却につながります。」
― 株式会社みのパラ
代表取締役 田中 聡


よくある質問(FAQ)

Q1. 古家は本当に建物価値ゼロ?

→ 査定上はゼロ扱いでも、売却価格がゼロになるわけではありません。

Q2. 解体したほうが相場は上がる?

→ 多くの場合、解体費用分が回収できません。

Q3. 相続した古家でも売れる?

→ 問題ありません。流通事例は多数あります。

Q4. 古すぎると買い手がつかない?

→ 立地と条件次第で十分に需要があります。

Q5. 放置期間が長いと不利?

→ 管理されていれば大きな問題にはなりません。

Q6. 再建築不可だとどうなる?

→ 相場は下がりますが、売却は可能です。

Q7. 査定額は何社も取るべき?

→ 価格の根拠を比較する意味で有効です。

Q8. 価格交渉されやすい?

→ 情報整理ができていれば抑えられます。

Q9. 内見時に気をつける点は?

→ 清潔感と正確な説明です。

Q10. 判断に迷ったら?

→ 解体やリフォーム前に相談してください。


まとめ|古家の相場は「条件」と「出し方」で決まる

古家売却では、
立地
土地条件
管理状態
相場理解
この4点が価格を左右します。
古いから安い、ではありません。
正しく評価される準備をすることで、査定額は大きく変わります。


古家の売却・査定でお悩みの方へ

「古いから無理」と決めつける前に、
現状での正しい相場を確認してみてください。
無理な営業をせず、売主目線で現実的な判断をお伝えする
株式会社みのパラ にご相談ください。


会社概要

会社名:株式会社みのパラ
所在地:〒562-0001 大阪府箕面市箕面3丁目1-5
TEL:072-734-6407
FAX:072-734-6408
MAIL:info@minopara.co.jp
URL:https://www.minopara.co.jp/
営業時間:10:00~18:30
定休日:水曜日
代表者名:田中 聡
所属団体:(一社)大阪府宅地建物取引業協会/(公社)全国宅地建物取引業保証協会/(公社)近畿地区不動産公正取引協議会
免許番号:大阪府知事(2)第60090号
資本金:1,000万円
事業内容:不動産仲介、売買、買取、賃貸、管理、セミナー運営、相続相談、高齢者向け住まい紹介事業者届出公表制度(22-0313)

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