結論|太陽光付き住宅は“契約と名義”を整えれば高く売れる
太陽光パネル付き住宅は、売電契約や名義変更がスムーズなら、一般住宅より高く売れる資産です。
ただし、
✅ 売電契約(FIT・FIP)の継承手続き
✅ 設備の所有者・保証書・点検記録の確認
✅ 広告・査定時の「表記ルール」遵守
これらを誤ると、価格が下がる・契約が無効になるといったトラブルが発生します。
太陽光付き住宅の売却は、“設備ではなく契約を売る”という意識が大切です。
はじめに
「太陽光付きの家は売れにくいと聞いた」
「売電の契約は引き継げるの?」
──近年、太陽光設備を搭載した住宅の売却相談が増えています。
実際には、契約関係と設備情報を整理しておくだけで、評価が上がるケースが多いです。
逆に、FIT(固定価格買取制度)の名義変更を怠ると、売電が一時停止されるトラブルもあります。
この記事では、売却前に確認すべき「契約継承・買取単価・表記のルール」を徹底解説します。
太陽光付き住宅の売却で確認すべき3つの基本
| 項目 | 内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| ① 設備の所有者 | 売主本人 or リース会社 | 契約書で「所有権移転の可否」を確認 |
| ② 売電契約 | FIT or FIP or 自家消費 | 契約名義・買取単価・期間 |
| ③ 登記・保証 | メーカー保証・施工保証 | 有効期限・保証書の所在 |
👉 “誰の持ち物で、どんな条件で売電しているか”を整理するのが第一歩。
ステップ①|所有形態を確認する
太陽光設備は、自家所有型とリース(第三者所有)型の2パターンがあります。
| 区分 | 内容 | 売却時の対応 |
|---|---|---|
| 自家所有型 | 売主が設置・所有 | 売買契約と同時に買主へ所有権移転可能 |
| リース型 | 電力会社・リース会社所有 | 名義変更・契約継承手続きが必要 |
| 分割ローン型 | 設備ローン中 | 残債を清算または引き継ぎ条件を調整 |
💡リース型・ローン型のままでは「売電収益を譲渡できない」ため、事前確認が必須です。
ステップ②|売電契約の継承手続き
FIT(固定価格買取制度)を利用している場合、売主→買主への名義変更申請が必要です。
継承の流れ
- 売主が電力会社・経産省に「名義変更届」を提出
- 売主・買主双方の署名押印
- 売電口座の変更手続き
- 名義変更完了通知を受領
必要書類:
- 売買契約書(または引渡証明書)
- 旧・新所有者の身分証
- 設備ID(経産省FIT認定番号)
- 買取契約書控え
※申請完了まで1〜2か月かかる場合もあります。
ステップ③|買取単価と契約期間を把握する
FIT制度は設置年度によって買取単価が異なるため、価格評価にも影響します。
| 設置年度 | 買取単価(10kW未満) | 契約期間 | コメント |
|---|---|---|---|
| 2012〜2014年 | 38〜42円/kWh | 10年 | 高単価。売電収入が魅力 |
| 2015〜2018年 | 27〜33円/kWh | 10年 | 標準的な世代 |
| 2019〜2023年 | 17〜24円/kWh | 10年 | 収益性は下がるが安定収益あり |
| 2024年以降(FIP) | 市場連動+プレミアム | 10〜20年 | 自家消費型への移行が進行中 |
👉 買取単価・残期間を明記するだけで、物件資料の信頼性が大幅に上がります。
ステップ④|広告・査定時の「表記ルール」
太陽光付き住宅は、誤表記によるトラブルが最も多いジャンルです。
| NG表記 | 理由 | 正しい表記例 |
|---|---|---|
| 「売電収入あり!」 | 買取契約が終了している可能性 | 「FIT売電中(残6年・27円/kWh)」 |
| 「太陽光発電付」 | 契約未承継で売電できない可能性 | 「太陽光設備付(自家所有・売電契約継承可)」 |
| 「保証付き」 | メーカー保証が切れている | 「保証書あり(期限2028年まで)」 |
💡 “付いている”ではなく、“使える”を明記することが信頼の鍵。
ステップ⑤|売電実績を資料にまとめる
投資家・買主が最も重視するのは、実際の発電量と収益の安定性です。
| 資料項目 | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 年間売電実績表 | 年ごとの売電金額・発電量 | 安定収益の裏付け |
| 電力会社の明細書 | 月次データ | 利回り算出資料として活用 |
| 設備仕様書 | 出力・メーカー・設置年 | 保証確認・性能比較 |
これらを1冊のファイルにまとめるだけで、査定額が平均5〜10%上がる傾向があります。

【専門家コメント】
「太陽光付き住宅は、“エコ住宅”ではなく“エネルギー資産付き住宅”として評価されます。
特にFIT契約の残期間が長い物件は、将来の安定収益を見込めるため、投資家・一般買主ともに人気です。
大切なのは、契約・所有・保証の3点セットを明確にしておくことです。」
── 株式会社みのパラ 代表取締役 田中 聡
【ここに「太陽光付き住宅の売却と契約継承の手順」YouTube動画を挿入】
よくある質問(FAQ)
Q1. 太陽光付き住宅は売りにくいですか?
→ いいえ。契約書・保証書がそろっていれば、むしろ高く売れます。
Q2. FIT契約が終了している場合は?
→ 自家消費またはFIP制度に移行できます。その旨を明記しましょう。
Q3. リース契約中でも売れますか?
→ 可能です。リース会社と「契約引継ぎ承諾書」を交わす必要があります。
Q4. 売電収入は誰に入りますか?
→ 名義変更完了後は、買主の口座に振り込まれます。
Q5. パネルが屋根に載っているだけではダメ?
→ 売電契約が無い場合は「太陽光設備付き住宅」として扱います。
Q6. 買取単価はどこで確認できますか?
→ 契約時の「電力会社との売電契約書」に記載されています。
Q7. メーカー保証が切れていると売れない?
→ いいえ。ただし保証期限を明記しておくと信頼度が上がります。
Q8. 登記簿に太陽光設備を記載する必要は?
→ 原則不要ですが、融資・担保設定時に登記されている場合があります。
Q9. 名義変更のタイミングはいつ?
→ 売買契約→引渡し→電力会社申請→承認通知、の流れです。
Q10. 売電実績が少ない年はマイナス?
→ 年間平均で説明すれば問題ありません。直近のデータを提示しましょう。
まとめ|“設備”より“契約”を整理すれば価格は上がる
- 売電契約・保証・所有の3点セットを整える
- FIT・FIP制度の残期間と単価を明記
- 表記ルールを守り、資料で収益の信頼性を示す
太陽光付き住宅は“契約を正しく引き継ぐ”ことで、価値が何倍にもなる。
整備次第で、同地域の一般住宅よりも高値売却が可能です。
🏠 太陽光付き住宅の売却・契約継承のご相談は株式会社みのパラへ
売電契約・保証書・リース契約の確認から、
「高く・安全に売るための査定書類」まで完全サポート。
📞 お電話でのお問い合わせ:072-734-6407
📩 メールでのご相談:info@minopara.co.jp
🌐 公式サイト:https://www.minopara.co.jp/
会社概要
会社名:株式会社みのパラ
所在地:〒562-0001 大阪府箕面市箕面3丁目1-5
TEL:072-734-6407 FAX:072-734-6408
MAIL:info@minopara.co.jp
URL:https://www.minopara.co.jp/
営業時間:10:00~18:30 定休日:水曜日
代表者名:田中 聡
所属団体:(一社)大阪府宅地建物取引業協会/(公社)全国宅地建物取引業保証協会/(公社)近畿地区不動産公正取引協議会
免許番号:大阪府知事(2)第60090号
資本金:1000万円
事業内容:不動産仲介、売買、買取、賃貸、管理、セミナー運営、相続相談、高齢者向け住まい紹介事業者届出公表制度(22-0313)




