空き家の固定資産税を減らす方法と制度の仕組み

結論|空き家は「放置」が一番高くつく

空き家の固定資産税は、何もしないで放置すると最大で6倍になる可能性があります。一方で、制度を正しく理解し、「管理する」「活用する」「売却する」ことで、税負担を抑えることは十分可能です。重要なのは、空き家の状態を把握し、早めに判断することです。


目次

はじめに|空き家の税金は“知らないまま”が一番の損

「誰も住んでいない実家なのに、毎年高い固定資産税を払っている」「空き家のまま放置していたら、税金が急に上がった」──こうした相談は年々増えています。
結論から言えば、空き家の固定資産税は状態と対応次第で大きく変わる税金です。

固定資産税を左右する3つの視点

・住宅用地の特例が適用されているか
・特定空家・管理不全空家に指定されていないか
・自治体の補助制度を使えているか

この3点を押さえるだけで、不要な税負担を防ぐことができます。


なぜ空き家の固定資産税は高くなるのか

住宅用地の特例とは

固定資産税には「住宅用地の特例」という軽減制度があります。
・小規模住宅用地(200㎡以下):固定資産税が1/6
・一般住宅用地(200㎡超):固定資産税が1/3

空き家でも特例が使える条件

人が住んでいなくても、「住宅としての形を保ち、適切に管理されている」空き家であれば、この特例は継続して適用されます。

特例が外れる危険な状態

次のような状態になると、特例が外される可能性があります。
・屋根や外壁の破損を放置している
・雑草やゴミが放置されている
・倒壊や衛生面のリスクがある

この状態で自治体から判断されると、「管理不全空家」や「特定空家」に指定され、固定資産税が一気に上がります。


空き家の固定資産税を減らす具体的な方法

方法①|住宅用地の特例を維持する

最も基本で効果的なのが、「住宅としての状態を保つ」ことです。

最低限やるべき管理

・屋根・外壁の破損を修繕する
・敷地内の草木やゴミを管理する
・定期的に換気・点検を行う

これだけでも、特定空家指定のリスクは大きく下がります。


方法②|空き家を活用する

空き家を「使う状態」にすることで、税金の問題は大きく改善します。

主な活用方法

・賃貸として貸す
・事務所や店舗として使う
・売却する

特に売却は、固定資産税の支払いそのものを終わらせられる現実的な選択肢です。


方法③|解体は慎重に判断する

「古いから壊せばいい」と考えるのは危険です。

解体の注意点

・解体すると住宅用地の特例は原則終了
・固定資産税が高くなるケースが多い

解体が合理的になるケース

・自治体の解体補助金が使える
・老朽危険家屋として認定されている
・売却を前提としている

条件次第では、解体が最善策になる場合もあります。


方法④|自治体の制度・補助金を活用する

多くの自治体では、空き家対策として以下の制度を用意しています。

主な支援制度

・空き家管理支援
・リフォーム・改修補助
・解体補助金
・空き家バンク登録支援

制度内容は毎年変わるため、最新情報の確認が欠かせません。


注意すべき「管理不全空家」と「特定空家」

管理不全空家とは

特定空家の一歩手前の状態です。この段階で対応すれば、指定解除や税負担増を防げる可能性があります。

特定空家に指定されるとどうなるか

・住宅用地特例の解除
・固定資産税の大幅増額
・行政指導・勧告
・最終的には強制解体と費用請求

放置は最もリスクの高い選択です。


専門家コメント

「空き家の固定資産税は、“何もしないこと”が最大のリスクです。
管理・活用・売却のいずれかを早めに選択することで、税金だけでなく将来のトラブルも回避できます。
相続後の空き家ほど、判断を先延ばしにしないことが重要です。」
― 株式会社みのパラ 代表取締役 田中 聡


よくある質問(FAQ)

Q1. 空き家でも住宅用地の特例は使えますか?

→ 適切に管理されていれば適用されます。放置状態は対象外になる可能性があります。

Q2. 固定資産税が急に上がった理由は?

→ 管理不全空家・特定空家に指定され、住宅用地特例が外れた可能性があります。

Q3. 管理不全空家とは何ですか?

→ 特定空家の一歩手前の状態で、改善すれば指定解除が可能です。

Q4. 特定空家に指定される基準は?

→ 倒壊リスク、著しい老朽化、衛生・景観への悪影響などです。

Q5. 解体すると必ず税金は上がりますか?

→ 原則は上がりますが、補助金や売却前提なら例外もあります。

Q6. 空き家を売却すれば税金はどうなりますか?

→ 売却後は翌年度以降の固定資産税はかかりません。

Q7. 相続登記していない空き家でも税金はかかりますか?

→ かかります。名義未変更でも納税義務は発生します。

Q8. 遠方で管理できない場合はどうすれば?

→ 管理代行サービスの利用や売却検討が有効です。

Q9. 自治体の補助金は誰でも使えますか?

→ 条件があります。築年数や空き家の状態などが影響します。

Q10. まず何から始めればいいですか?

→ 空き家の状態確認と、税金・管理・売却の選択肢整理から始めましょう。


まとめ|空き家対策は「早めの判断」が最大の節税

空き家の固定資産税対策で重要なのは、
・放置しない
・現状を把握する
・制度を使う
この3点です。先延ばしにするほど、税金もリスクも増えていきます。


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